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2004年09月18日

2004・09・18日本プロ野球界初のスト突入の日。

9月22日、このところ東京は暑い日もまた曇り空の天気がめまぐるしく変わり、連休続きのせっかくの祝日も雨で泣きべそかく人もいるんじゃないかしら。

高速道路があまりに混んで17:25発帯広行きの最終便に乗り遅れた僕は、すぐに札幌便に切り替えて、千歳空港〜南千歳経由特急「とかち11号」で、深夜に帯広に入りました。

途中、トマムなどを経由する石勝線に乗るのは2度目。トンネルが多い単線ですが、夜になるとトンネルか外かまったく判らない状態です。それでも時折人家や国道を走るトラックの灯を見るとこんな山奥にも生活している人を思うと、その苦労が偲ばれます。

まあ、深夜あまりの人の多さにまっすぐ歩けない六本木の夜が異常なんでしょう。

久しぶりに晴れたここ帯広で1時から講演です。それまでに帯広名物「豚丼」をしっかり食べたいと思います。(先日長野・茅野のスーパーで「帯広名物豚丼ソース」を見つけました。

やあ、凄いですね、日本人総グルメ時代なんですね!)

最近はプロ野球のストや合併問題で大揺れの日本球界。そんな中で清原さんの500号本塁打への挑戦はまだまだ続いています。ただ、ペナントレース終盤追いかけるはずの巨人が堀内監督を中心にチーム一丸になってというムードがないのは、つらいところでしょう。

先日のスト突入決定の金曜日深夜、巨人球団だとった処置はグランド・ロッカー・選手の送迎バスなどすべての施設を使用することを禁止、いわばロックアウトの状態で練習を禁止しました。

たとえストといってもペナント終盤の大切な時期に選手は二日間も練習なしでいいものか?

ところが他の全11チームはストの大義をよく理解して、全チームグラウンドもロッカーもすべて使用可の処置に慌てた巨人は翌朝ミーティングの席でロックアウト中止、ユニフォーム以外は使用OKの通達。その慌てぶりに我が清原君、「みっともない!!」の大声の慟哭一言!怒りの練習ボイコットで、二日間一人で球団と戦う姿勢を現す!
そんな彼の行動に監督、例のごとく翌月曜日はスタメンはずし!

そして迎えた火曜日、清原君久しぶりの怒りの一発!こんな男義を感じさせる清原君がたくさんのファンを引き付ける魅力なんでしょう!まさに清原そのものを感じさせる一振りだったんです。

彼の心には500号ホームランの金字塔、まさにいつまでも力強く挑戦するのが本物のスポーツマン!またまた清原君に惚れた一週間でした。

そして翌日すかさず、「血液検査しようよ!」と、血を採る私は吸血鬼?早くホームラン血液のデータを見たいです。

室伏君の決勝試合開始6時間前の直前血液、結果はまさに血液も「金メダル!」完璧でした。

昨日国技館に現れた室伏君に、偶然相撲見物していた私の妻は挨拶したら、とってもうれしそうにチームメイトのアメリカ人選手も懐かしそうに握手したとの連絡あり。
今日は横浜国際で金メダル授与式があるそうな・・・。

ぜひこのページに室伏君の金メダルを載せましょう!

投稿者 hiraishi : 09:03 | コメント (2830)

2004年09月04日

室伏君からの電話

夕方、室伏広治君から電話があった。アテネ以来の電話だった。

「平石先生、ご無沙汰してま〜す。」元気一杯の声についこちらも答える。「おめでとう!よかったね〜!!金だよ金メダルだよ!」

「ご心配おかけしましたが、ほっとしました。アテネでは本当にお世話になって、なんてお礼を言っていいかわかりません。あの日、にんにく注射もしてもらい、試合直前までいろいろ話して、本当に自信を持って試合に臨めたんです。(リラックスして)いい状態で入れたのは先生のおかげです。」と声ははずむ。さらに

「10月の中旬には、ミズノが金メダル選手を集めて祝賀会を開いてくれます。絶対に来て下さい!!」「もちろん、行くよ。晴れ姿を見にね。お父さんによろしく・・・!」

短い電話でしたが、いつも変わらぬ礼儀正しい言葉にあらためて、彼の優しさと真摯な態度に敬服する。

いつも国際大会が終えて必ず成田空港から無事の帰国と試合の報告をしてくれる。

しかし今回は異常な興奮の中の帰国。記者会見とつづき電話の余裕はない事も重々承知。

今僕の机の上にあのアテネで室伏Tシャツに書いたサインと、あの日あの時に採った血液データ、金メダルデータ。

普通、試合前に血液なんか採る気持ちの余裕もないのは当たり前。しかも4年間戦って戦って耐えて耐えてきたこの瞬間、世界中が注目するオリンピックの直前「ねえ、広治君血液採っていい?金メダルの血液ってどんなか興味あるんだ!いいかな?」

「血液ですか?いいですよ!」と二つ返事。日本から持ち込んだ特殊キットで、あの瞬間の室伏君の血液は保存された。

まさに王者の余裕、そんなあの日のデータが今僕の机の上にそっと置いてある。完璧な結果であった。疲労もケガも微塵もない最高のデータ。僕はこの日のデータを作りたいために彼と一緒に走って来た。

まさにあの暑いアテネのホテルの一室で、すでに勝負はあった。

「室伏、金メダル。そして正義は勝つ!」

投稿者 hiraishi : 08:56 | コメント (3195)